【婚活体験談】お見合いや交際中の記憶に残るエピソードで少しご紹介しましたが、私の友人Sちゃんが、私の影響を受けて婚活を始めました。
そしてなんとたったの90日で入籍してしまいました。そんな友人Sちゃんの婚活をご紹介します。
行動と決断の人、Ｓちゃんの婚活。参考にして頂けると嬉しいです！
Sちゃんが婚活を始めたきっかけ
Sちゃんとは趣味のスポーツジムを通して仲良くなりました。
私より5歳年下で独身。働く業界は異なりますが、仕事が好きという点は共通。
時々食事したり、年に数回登山したりする大人の関係です。
Sちゃん
- 38歳独身
- 某地方国立大学卒
- 外資系コンサル会社のファイナンス部門勤務
- スポーツ万能
- スタイル抜群
- 見た目（顔）もすっごい美人！
- 周囲に合わせて言動できる気の利く女性
どこから見ても超ハイスペなSちゃん。
もちろん彼氏もいます。同棲しているようでした。
私が婚活で忙しくしていた時期、たまたまSちゃんと食事した時のことです。
私は正直に婚活していることを打ち明けました。
実は今婚活してるんだ！
えぇっっ！！
店中に響くほどの驚きっぷり。そんなに驚かれるなんて…
私が独身主義だと思っていたようで、「何で結婚するの？」としきりに聞かれたのを覚えています。
そこからは質問の連続です。
- 結婚相談所とはいったいどんなところ？
- 登録からお見合い→（仮）交際→真剣交際へのステップやルール
- システムの仕組みなどなど
そこまで食いつかれるとは思っていませんでした。
超～ハイスぺSちゃんのこじれた恋愛
なぜそこまで興味を抱くのだろう？
よくよく聞いてみると、長年（10年くらい！？）同棲している彼はもはや結婚する意志はなさそうだけど、惰性で付き合っているのだそう。
- 時間が経てば気持ちも変わるかもしれない
- 10年も同棲して今さら別れるのは体力がいる
- 自分の親に挨拶をすると約束したのに、直前にドタキャンされたことが今でも許せない
- ここまで待って、時間を無駄にしたとは思いたくない
ハイスペ女性特有のプライド？のようなものを打ち明けられました。
なるほど、なかなかにこじれた辛い恋愛をしているのだと知りました。
結婚相談所なら短期間で新しいお相手と結婚できる！
ピンときたSちゃんは、彼には内緒で結婚を決めてやる！と決意したようで、すぐにオンライン型の結婚相談所に登録しました。
彼への当てつけ？のように婚活をスタートしたＳちゃんの行動力には驚きでした。
情報交換と称した食事会でまさかの報告
それから2ヶ月ほど経った頃、Ｓちゃんから連絡が。
ごはん行きません？情報交換しましょー！
前回会った時よりもずっと明るくて楽しそうな表情のＳちゃん。もしかして…と感じた予感は的中！
私、もう決めちゃいました！今、真剣交際中で、お互いの相談所に報告して退会する予定です！
なんとなんと、この2ヶ月の間に婚約まで進んでいたのです。
正直、驚きよりもショックの方が大きかったです。
その時の私は、お見合い→仮交際を何度となく繰り返しながらも、未だ真剣交際には進んでいませんでした。
「いったいいつまで続くのだろう…」と婚活に疲れを感じていた頃でした。
Sちゃんのお相手
- 40代前半
- バツイチ
- 某有名私立大学卒
- 外資系保険会社に勤務
- スラッと高身長
- なおかつイケメン（写真を見せてもらった）
お見合いの時から積極的なお相手に、半ば強引に交際を開始したようです。
なるほど、やはりハイスペちゃんにはハイスペなお相手が寄ってくるものなのだな。
Sちゃんの婚活
- 婚活開始から2人目か３人目のお見合いで出会った
- 好印象だったので仮交際へ進む
- 2～3回デート。特に気になる点もなく、お相手も積極的。
- この人でいいかな！と思ったので、真剣交際に進む
- 婚約→退会予定
性格もいいし見た目もハイレベルな上に高収入なSちゃん。
にもかかわらず「もっといい人がいるかも…」と欲張らず、あっさり決断。
すごいなぁ…
嬉しそうなＳちゃんを見つめながら、未だに前進しない自分が情けなくなってしまいました。
Ｓちゃんを結婚させるために、私は婚活をしていたのかもしれない…とまで感じました。
ただ一つだけ気になったこと
Ｓちゃんのお相手はバツイチ。ここまではよくある話ですが、どうやら生後数ヶ月の子供がいるようなのです。
生後数ヶ月の子供がいて離婚？結婚何年目？もう少し時間をかけて相手を知った方がいいのでは？？
個人的にはＳちゃんのお相手に不安を抱きつつも、会ったこともない相手だし、事情は人それぞれだし、知らない相手のことをあれこれ言うのも失礼ですよね。
何よりＳちゃんが幸せそうなので余計なことを言うのはやめておきました。
大急ぎで部屋探し＆引っ越し！
さて、長年同棲している彼氏に内緒で婚活してきたSちゃん。婚活で出会ったお相手にも、彼氏がいることはもちろん内緒。
大急ぎで引っ越しすることに。
幸い、同棲といってもお互いに独立した個室（自分の部屋）を持ち、食生活も別々。
家賃のみ折半するという単なる同居人同様の生活を送っていたため、そこまで大変ではなかったようです。
このあたりの行動力もさすがという感じです。結婚すれば再び新居への引っ越しが待っています。にもかかわらず、短期間でも必要であればサッサと引っ越す。フットワークの軽さにビックリしました！
自室でせっせと荷造りをしていても同棲相手には気付かれることもなく、さすがに共有スペースの荷造りをした時にはバレてしまったようですが、それほど揉めることなくあっさりと別れることができたそうです。
彼もさすがに拍子抜けしたのか、最後は「今までごめん」といった彼女への謝罪もあったのだとか。
無事に同棲相手とお別れし、ひとり暮らしをスタートしたＳちゃん。これまでもずっとひとり暮らしだったかのように、あらためて新しいお相手を自宅に迎え入れたのでした。
親や家族への挨拶もなくただ入籍を急ぐ婚約者
成婚退会後はお互いの両親への挨拶もないまま、お相手はＳちゃんのアパートに入り浸りになっていました。
なぜ、ダラダラとＳちゃんの部屋に入り浸るのだろう？親への挨拶は終わったのかな？
昔から良く知っている相手ならともかく、つい数ヶ月前に出会ったばかりの男性です。
堅苦しいことは言いたくないけど、両親や家族へきちんと挨拶をし、ケジメを付けるということはとても大切なことだと思うのです。
Sちゃんからお相手の印象を聞くたびに、どうやら
「一人で過ごすことができない人。かまってちゃん。」
というのが私お相手の印象です。（なかなか面倒な男性のような気がしました。）
コロナ禍で在宅勤務が一般化しつつある中、ひとり暮らし仕様のせまい部屋で、二人で在宅勤務することにもストレスを感じていたＳちゃん。
我慢の限界で最後はお相手を追い出す、といった危機的状況もありました。
結局、やたらと入籍を焦る婚約者からの提案を受け入れ、コロナを理由にしてお互いの両親への挨拶を省き、そのまま入籍することになりました。
入籍を大反対するSちゃんの姉
Sちゃんの実家は北海道と遠く、両親への挨拶は断念することになりましたが、結婚した姉は関東に住んでいました。
さすがにお相手もSちゃんの姉にはきちんと挨拶に行ったようですが、お互いの第一印象は思わしくなかったようです。
婚姻届の『証人欄』のサインを頼まれたSちゃんの姉は大激怒の大反対！
結婚相談所で出会って90日で結婚すると聞けば、確かに反対されるかもしれません。問題はその反対を覆すだけの説得力（誠意ある挨拶？）みたいなものが、聞けなかったことかもしれません。
もっと時間をかけて相手を知ってからにしなさい！というSちゃんの姉の反対を押し切り、二人は入籍しました。
婚姻届けにサインはしたものの、以降もずっとSちゃんの姉には歓迎されず、円満な関係は築けなかったようです。
まとめ：婚活成功のためにSちゃんから学ぶこと
90日でスピード入籍したSちゃんの婚活をご紹介しました。
結婚相談所登録から入籍までを通して、Sちゃんから学ぶ最も大切なこと、それは
行動する
これ以外にありません。
Sちゃんはもともと何でもすぐに実行する人でしたが、今回の婚活を通して、本当に行動力のある人だと感動しました。
後日談がありますがまた次回に
ここまでお読みいただきありがとうございました。
途中で何となく気付かれた方がいらっしゃるかもしれませんが、このお話には後日談があります。
後日談も、仰天するほど彼女の行動力が発揮されるお話です。
改めて書きたいと思いますが、簡単に説明すると
- スピード離婚
- 再婚活
- 再婚
- そして今幸せ
このようなストーリーとなっております。
>>【90日スピード入籍した友人Sちゃんのその後】スピード離婚～再婚活～再婚まで
もうSちゃんには仰天＆尊敬しかありません。
石橋を叩いて、渡らずに叩き壊す
そんな私にとってSちゃんは師匠のような存在です。
やらずに後悔するより、やって後悔した方がよっぽどマシ。そう思わせてくれる素敵な女性です。
なお、現在のご主人とは、夫婦で仲良くさせて頂いております。
