そもそも、駆け引きとはどんな意味でしょうか。
「駆け引き」
商売や交渉・会議などで、相手の出方や状況に応じて自分に有利になるように処置すること。
例）駆け引きがうまい
weblio国語辞典
簡単に言うと「振り向かせたい相手に対して、押したり引いたりすること」です。
恋愛指南書など、多くの駆け引きのテクニックが登場します。しかし
結婚相談所での婚活においては、駆け引きは必要ありません。
その理由をお伝えします。
恋愛指南書に登場する「駆け引き」のテクニック
恋愛指南書などに登場するテクニックには、以下のようなものがあります。
- こちらから連絡を取らない
- 相手からのメッセージに対してすぐに返信しない
- 3回に1回は誘いを断る
- ギャップを見せる
- 軽くボディタッチする
こういうテクニックをサラりと使いこなす女友達がいました。
彼女は、30歳を目前にあっさりと結婚しました！
駆け引きをしたくなるのは相手を振り向かせたいから
人はなぜ「駆け引き」をしようと考えるのでしょうか。それは単純に好きな人を振り向かせたいからです。
好意を抱いている相手の気持ちを確かめたい、といった不安からくるときもあります。
しかし結婚相談所での婚活において、お見合いで初めて出会った相手に対して
好き。この人の気持ちを知りたい！何とか私のことを追わせたい！
このような気持ちになる事はほぼありません。
お互い「初めまして」の状態で、駆け引きをすることに何の意味があるのでしょうか。
よって駆け引きは不要なのです。
恋愛中なら、多少の駆け引きもいい刺激になるかもしれません。
十分な恋愛期間を経て結婚に至る場合とは異なり、結婚相談所における婚活の流れの中に、駆け引きが登場する場面はほぼありません。
コミュニケーションを重ねて、信頼関係を築くことが優先です。面倒な駆け引きに時間を割いているヒマはありません。
あなたが駆け引きをしている間に、お相手は別の人と結婚してしまう可能性が高いでしょう。
駆け引きは相手を苦しめることで効果を発揮する
駆け引きが効果を発揮する仕組みは単純なものです。
- 「自分の事を好きなの？」「手に入るかも？」という気持ちにさせた後
- 「引く」ことで落胆し不安に陥れる
「押す」と「引く」を繰り返し、相手に対して心理的な揺さぶりをかけることで「手に入れたい」という欲求を高めます。
駆け引きは相手に心理的苦痛をもたらします
40代の大人にとって、激しい気分の浮き沈みは刺激というより単純に苦痛でしかありません。
面倒なことは避けたいので、サッサと目の前からいなくなってしまうでしょう。
真剣交際に進みたい相手に対しても駆け引きは不要
ある程度の交際が続いていて、次の段階に進みたいと思っている時。
真剣交際に進みたくて駆け引きをする。
この場合もやはりおすすめできません。
40代の婚活ともなると、過去の恋愛の中では駆け引きを経験している人も多いはずです。
駆け引きには苦痛を伴うことを本能的に知っています。
駆け引きすること自体がマイナスイメージであり、面倒な相手だという印象を与えかねません。
婚活における交際では、コミュニケーションを重ね、信頼関係を築くことに集中してください。
真剣交際に進みたければ、自分からカウンセラーを通して正直に申し出るだけです。
もし叶わなくても、二度と会うことのない相手です。そしてあなたに合う相手は他に必ずいます。
まとめ：婚活において駆け引きは不要です
- 駆け引きとは、男性の狩猟本能を刺激して「追わせよう」というテクニックです。
- 駆け引きには心理的苦痛を伴うことを人は知っています。
「駆け引き」は恋愛中には良い刺激になるかもしれませんが、結婚相談所の婚活においては不要です。
無意識に防衛本能が働き、面倒な相手には関わりたくないという気持ちにさせる可能性があります。
上手くいくかもしれないものを、自ら壊すことになるかもしれません。
結婚相談所での婚活において、心理戦は取り入れないようにしましょう
相手を惑わすテクニック。
上手にサラりと使いこなせていたら、もっと早く結婚していたと思います。
