- 結婚相談所での婚活の流れを知りたい
これから婚活を始める方に向けて「婚活スタートからプロポーズまでの大きな流れ」について解説します。
私は結婚相談所に入会して約5ヶ月でプロポーズ、6ヶ月で退会に至りました。
短期間で退会するためには、予め婚活の流れを把握し、流れに沿って「やるべきことをきちんとやる」ことが大切です。
結婚相談所での婚活は大きくは以下のような流れで構成されています。
- お相手検索
- お見合い
- 仮交際
- 真剣交際
- プロポーズ(=成婚)
- 退会
それぞれの活動ごとに、注意すべきポイントを取り上げながらお話ししていきます。
お相手検索
結婚相談所に入会してプロフィールが完成したら、実際に活動を開始していきましょう。
まずは可能な限り、多くのお相手と会うことを目指しましょう。
プロフィールだけでは何も分かりません。
お見合いは長くても1時間程度です。
「会うだけ会ってみようかな」
そんな軽い感じでどんどん会っていきましょう!
お相手検索の際の注意点
- 条件を絞りすぎない
- 感情的にならず淡々と申し込んでいく
この2点に注意してどんどん申し込んでいきましょう!
プロフィールの作成については【例文・テンプレート】お見合いにつながるプロフィール文の作り方を参考にしてみてください。
条件を絞りすぎない
なかなかマッチングしない、申し込みが少ない、という人は条件を絞りすぎています
- 年齢
- 地域
の範囲を広げて検索してみましょう。
逆に申し込みが多すぎて選べない人は
- 見た目が好み
- プロフィールに自分の希望ばかり書いていない人
で選んでみるのがおすすめです。
感情的にならず淡々と申し込んでいく
お見合い申込みは勇気がいります。
「勇気を出して申し込んだのに断られた」
断られるとそれなりに傷付きますが、それは最初だけです。
数をこなせばすぐに慣れてきます。
感情をこめず、事務的に淡々と申し込んでいきましょう。
待っているだけではお見合いに進めません。
>>【婚活中の悩み】「いいと思える人に出会えない」と感じた時の対処法
お見合い
マッチングが成立したら次はお見合いです。
お見合いでのポイント
- オンラインお見合いもどんどん利用する
- 日程や場所の調整はカウンセラーに任せる
- 返事は当日中に!最低2回は会ってみる
- 結果をいちいち気にしない
オンラインお見合いもどんどん利用する
現在は多くの結婚相談所で、オンラインお見合いを取り入れています。
移動時間が不要で体力も使わないオンラインは、1日に複数のお見合いを可能にしてくれます。
- 知らない人といきなり会って話すことに抵抗がある
- 遠方で会うのが大変
- 特にタイプではないけど1回会ってみるくらいならいいかなと思った
このような時はオンラインを利用してみてはいかがでしょうか。
重く感じることなく、気楽に会うことができるオンラインお見合いはとても便利なツールです。
それでもやはり、実際に会った方が直感的に判断しやすいのは確かです。
- 対面でもオンラインでもとにかく会ってみる
- 会わなければ何も始まらない
ということだけは肝に銘じておきましょう。
日程や場所の調整はカウンセラーに任せる
お見合いの数が増えてくると、日程調整がとても大変になってきます。
お見合いが決まったら希望日時と場所をカウンセラーに伝え、細かい調整はカウンセラーにお任せしましょう。
基本的にはお互いのカウンセラーを間に挟んでのやり取りになります。
カウンセラーも人間です。
いろんなタイプのカウンセラーがいて交渉しにくい方もいるのだそう。
日程調整が希望通りいかなくても、頑張って間に入って調整してくれるカウンセラーに感謝して、
会える人からどんどん会っていく
返事は当日中に、最低2回は会ってみる
生理的にダメ!などよっぽどの理由がない限り、最低2回は会ってみることをおすすめします。
自分はものすごく気に入って交際希望をしたところで、お相手から「うーん何となく合わないと思った」というお返事が返ってきたらどう思うでしょうか。
たった一度お見合いで会っただけで、私の何が分かるのか?
と思いませんか。
お断りばかりしないで、基本的には「交際希望」でいきましょう!
その際、お返事は当日中に返すと印象が良くなります。
結果をいちいち気にしない
交際希望をしたけど、仮交際に進めなかった。
そんな事はしょっ中あります。
いちいち結果を気にしないで、前向きにお見合いをこなしていきましょう。
お見合いを成功させるポイントについては【お見合い前にチェック!】婚活のお見合いを成功させる3つのポイントでご紹介しています。
仮交際
お見合い後、お互いが交際希望をすると仮交際に進みます。
仮交際期間は長くても3ヶ月程度です。
複数のお相手と同時に交際できますが、その後もお見合いは続きます。
多くのお相手と同時に交際し、名前と顔が一致しないなんてことのないよう注意しましょう
仮交際では以下の点に注意して過ごしてみてください。
仮交際でのポイント
- 初デートは1週間以内に
- 連絡を取り合うツールや頻度を確認しておく
- 生活感のある場所でデートしてみる
- 金銭感覚と価値観をチェックする
初デートは1週間以内に
初デートはお見合いから1週間以上空けないようにしましょう。
- 軽く数時間お茶する
- LINEでオンラインデートする
- 電話で話す
どれでもOKです。
「近くまで行きますので、軽くお茶でもどうですか?」と積極的に誘ってみましょう。
初デートの頃には「もはや顔も忘れた」なんてことのないように気を付けてください
会わなければあっという間に気持ちが冷めていきます。
連絡を取り合うツールや頻度を確認しておく
知らないうちに連絡が途絶えた
こんな理由で交際終了することのないようにしましょう
- 仕事中にLINEとかできない
- 頻繁にやり取りするのは面倒
特に女性はよっぽど好みのタイプでない限り、最初から気持ちが盛り上がっている事はありません。
お互いの連絡頻度のすれ違いはストレスになります。
交際開始の時点で、連絡頻度とツールを確認しておくといいでしょう。
朝と夜「おはよう」と「おやすみ」の最低2回はLINEしたいです。
このような感じで提案してみてはどうでしょうか。
生活感のある場所でデートする
最初の数回は軽い食事やランチなど、短時間のデートを楽しみましょう。
そして回数をこなしていくごとに、デートの場所を生活感のある場所にしてみましょう。
- ニトリやIKEA
- ららぽーと等のファミリー向けショッピングモール
がおすすめです。
家具や生活雑貨を見て回り、お互いの好みのインテリアなどを会話に盛り込むと結婚生活をリアルにイメージできます。
お互いに結婚相手を探しているのだという意識も強くなります。
男性の提案ばかり受け入れていると水族館や美術館ばかり行くことになります
特に映画はおすすめできません。
顔も見ない会話もない、そんなことではお互いを知る事はできません。
金銭感覚と価値観をチェック
お互いの金銭感覚や価値観に大きなズレがないかチェックしてみましょう。
特に「どんなことに投資する(お金を使う)か」は、結婚後にも大きく影響してきます。
- 衣食住
- 趣味
- 自己啓発(勉強)
- 貯蓄や投資
について会話し、お互いを知っていきましょう。
>>【婚活中の悩み】離婚理由など聞きにくいことを聞くタイミング
真剣交際
複数人のお相手との仮交際を経て、最終的に一人に絞って結婚前提での真剣交際に進みます。
真剣交際でのポイント
- 「真剣交際中に話し合っておきたい事」を話し合っておく
- 違和感を放置しない
真剣交際に入ったら話し合っておきたい事
真剣交際に入ったら、以下のような具体的な事を話し合っていきましょう。
- 子供(妊活)について
- 家事(育児)の分担
- 結婚後の働き方
- 両親(介護)について
- 家計(お財布は1つか、別々に管理するか)
- 結婚式や新婚旅行をするのか
- 婚約指輪は購入するのか(結婚指輪のみにするのか)
真剣交際は「結婚前提」のお付き合いです。
- 両親への挨拶の時期
- 入籍の時期
- 新居への入居時期
上記のようなイベントの時期についても詰めていくことをおすすめします。
違和感を放置しない
真剣交際に入って話し合いが具体化してきた時に
- 具体的な話をしたがらない
- 曖昧にして濁す
特に「お金」に関わることで違和感のある場合は、腑に落ちるまで婚約するのは待ってください。
- 退会してから借金がある事が分かった
- お金の使い方に問題がある
などお金に関する理由で退会後に婚約解消となるケースは多いようです。
話し辛いことほど曖昧にしておくと後で必ず揉めます。
プロポーズ~退会
真剣交際で具体的な話し合いが順調に進むと、自然にプロポーズへの流れができてきます。
プロポーズを承諾することで、婚約成立(成婚) ⇒ 退会となります。
ここでのポイントです。
婚約時のポイント
- 改めてプロポーズは必要
- 二人揃って退会しなければならない
プロポーズは必要
すでにお互いに「結婚しようね」などの口約束を交わし、暗黙の了解で結婚の意思はあると感じているかもしれません。
それでも必ず「プロポーズ」はしてもらいましょう。
いつまで経っても気配がなければ
- カウンセラーに相談する
- 「プロポーズしてね」とハッキリお願いする
など、プロポーズを促してください。
言葉で約束を交わすことで、男性側も「覚悟」が決まるからです。
退会後の婚約解消を回避するためにも、お互いに「きちんと約束すること」はとても大切です。
二人揃って退会しなければならない
- お相手にプロポーズされて
- あなたが承諾した
これで「婚約」が成立し、成婚料を支払い退会への流れとなります。
お相手と同時期に退会しなければなりません
結婚相談所によって退会のルールが異なることがあります。
- 私の結婚相談所では、婚約成立をカウンセラーに報告したら退会
- 夫の結婚相談所では、両親への挨拶が終了したら退会
お互いにルールが異なりました。
二人揃って退会しなければならないため、急いで帰省し両親への挨拶を行いました。
まとめ:婚活の流れを把握して必要な会話を重ねていく
最後までお読みいただきありがとうございました。
婚活スタートからプロポーズ、退会するまでの大きな流れをご説明しました。
- お相手検索
- お見合い
- 仮交際
- 真剣交際
- プロポーズ(婚約) ⇒ 退会
概ねこのような流れに沿って活動していきます。
仮交際・真剣交際は合わせて3ヶ月(長くても6ヶ月)が目安です。
話し辛いことほど、しっかり話し合っておきましょう。
大切なことは「違和感を放置しないこと」です。
お読みいただきありがとうございました。